2012年01月

        

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本年もよろしくお願いいたします。

category - いろいろ
2012/ 01/ 21
                 
皆様、遅ばせながら明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

本当に2か月も更新サボってしまいました。


昨年の11月、12月は、いろいろと仕事に追われ精神的にもだいぶ追い込まて
てんやわんやの日々でございました。でも、みんなのお蔭で良い年を越すことが出来ました。
と言うか、忙しかったのは12月の中ごろまで、
(もちろん会社としては年末ぎりぎりまで忙しく、年を越してもいきなりハイペースです。)
ある現場(これから紹介する現場)が終わると気持ちもフッ、と切れてしまい、
いわいる「腑抜け」状態。
みんなが忙しく働いているときに一人だけ安堵感で満たされていました。
でも、私がこんな風に腑抜けでいられるのも、きちっと先々まで
仕事が見通せて、それをスタッフの皆さんがきっちりと熟してくれているからだと思う。
ごめんね皆!

そうそうそんな中でも皆さんに紹介したいことはたくさんあった。
でも今回は以前紹介した土蔵の移設工事の記録を紹介します。
元の場所にあった古い古い土蔵クライアントの希望で敷地内の移設及び
改修工事をすることになった。と、までは記事に書いた。
下のようにシートを取るとボロボロで本当に移設してきれいになるんだろうかって
自分で心配で心配で仕方なかった。
(それなりに経験はあるけどこれを見るとさすがに引きます)




くら2 
正面と扉、扉の下の方は朽ちて落ちてしまっています。
壁の漆喰もところどころ、って言うか、ほとんど落ちている。

くら3 
内部はあまり壊れていないけど、土台や柱の内部の腐食が心配です。
この土台の下にレールを通してジャッキで持ち上げて
移動用のレールに乗せます。

くら4 
こんな風に持ち上がった土蔵、
敷地に高低差があるので架台を組んで平行に移動する。
くら5 
レール&架台のアップです。
建物を持ち上げるレールと移動用のレールが見えるでしょ。

くら6 

内部
もともとあった床は解体してこのように持ち上げ体制えを作る。
幸い土台は腐っていなかったみたいです。もし腐っていればこの時点で
壁がつぶれてしまう。

くら7 
それでも土壁はもはやボロボロ、
「頼むから落っこちないでね。」
とひたすら願う。
くら8 
これは『曳家』さん、この新しい基礎の場所までワイヤー1本で曳いてきます。
この間に滑車が入ってはいますが、やはり相当重い。
そしてそのワイヤーを通して伝わる微妙は感覚で均一に動いているか?
どこか引っかかっているかなどわかるらしい。
まさに専門職の神業!
25メートルを3日掛かり
くら9 

土蔵が去ってしまった後の基礎(ただ石でした)
長い間お疲れ様でした。
くら10 

曳家さんによって無事に移動した土蔵ここからは我が社の得意部門
朽ちた壁は取り除き、腐った部材は交換、
くら11 
土壁の厚さは厚いところで25センチその奥にある柱を目がけて
補強用の金物を貫通させる。その金物で外部を覆う下地や合板を固定する。
今や竹で下地を組んで土壁を塗るっていう仕事はほとんど皆無
地方の方には職人さんがいるらしいが、それも昔の工法、
この状態では土壁だけでの補強が難しい。
くら12 

見てくださいこんなにボロボロこの作業は本当に神経を使いました。
くら16 
朽ちて破損してしまった扉もこのように下地材を何度も何度も塗り重ね
元の形に復元していきます。
扉の上部は元の漆喰、下部は漆喰が剥がれてしまったところ
一番下は丸ごと落ちてしまったところ。
くら15 
そんなある日の朝、重たい扉を開けると中には大きな大きな蛇の抜け殻、
しかもまっすぐにとってもきれいな状態。
工事の現況では外部からは侵入する隙間がないはずなんです。
きっと古く以前からこの土蔵を守っいた守り神が工事の様子を見に
出てきてたのでしょう。
『大丈夫、無事におわるよっ』てね。

くら17 
これは外壁に貼る天然青石、
入荷の時は形はバラバラ、それをこうやって仮舞台を作って1枚1枚
削って割って合わせていくんです。自分でパズルを作って合わせていく様に
くら18 
合わせた石はこうやってモルタル下地を塗った壁に1枚1枚貼っていく。
とっても根気のいる作業。
くら19 
貼りあがった石に目地を詰めていく、
父と子の連携プレー。
くら20 
内部はいつものO君今日は日曜日なのに頑張ってくれてる。
背中がカッコいーぞ!お父さん!
有難うね。
くら13 
そうして完成!
(ちょっとまだ工事は残っているが)
あれだけボロボロだった土壁はきれいに塗り直し、
真っ白です。
まるで本物石垣の様にきれいに貼れた石、


くら14 
ほら扉もこの通り完全修復です。
あとは庇を付けて完成です。

この土蔵、これからもまだまだ活躍してくれることでしょう。
無事に終わって本当に良かったです。
しばらく土蔵の工事は遠慮したいなって思うほど大変だったです。

みんなありがと。
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