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こんな事も

category - 仕事中
2011/ 06/ 21
                 
鎌倉に住むakkuさんのお友達が今回新居を建てました。
いろんなお付き合いがあるので新居の仕事は別の工務店さんが建てた。
ご両親ご夫婦は1階、お友達夫婦は2階と完全な2世帯住宅。
海からすぐそばのとても広いリビングを持った素敵なお家。
akkuさんの実家も海から3~4分のところだけど、ここはさらに近い、
窓を開けると心地よい海風が通ります。
そのお友達が、
「このリビングに1枚板のテーブルが欲しいんです。」
と言う希望。
ここで私の出番がやってきました。
いつも取引をしている材木屋さんに板を見に行く、板を探す。
すると、とっておきの板を発見、ほとんど一目惚れ状態で決定、
無節の杉の無垢板。 即購入。
早速わが社の工房でテーブル作成に入ります。

テーブル1 

厚さ7㎝、巾75㎝ 長さ2m
両サイドに皮が残っていて、これを切り落とさずにうまく加工します。



テーブル2 

表面はまだ荒木の状態、整形も兼ねて自動カンナで2mmほど削ります。
これだけ厚いと乾燥までは時間がかかるけど芯までしっかり乾いています。
お伝え出来ませんがこの時点で杉にいい香りがします。
綺麗な表面が見えてきました。
これを表裏と数回行う。



テーブル3 

今度は皮の部分ここは直線的な道具は入らないのでこうやってベルトサンダーで手作業、
皮のいい雰囲気を削り過ぎないようにね。


テーブル5 

良く古材のテーブルなどで見ませんか?こういった蝶々の様な模様。 (下の写真)
これ「ちぎり」と言います。(契と)書いたり(千切り)と書いたり
これはただの模様じゃなくてひび割れを防いだり、木と木の接合に使います。
今回はひび割れの予防に怪しい箇所に配置しました。これってひび割れようとする木の力に
耐えるように欅の堅い木を使ってます。


テーブル7 テーブル8 
ちぎり 
わかりやすいひび割れ対策の写真、こうやって堅い木を埋め込む。
もちろん隙間も凹凸も無いように。

テーブル6 
仕上げたテーブルは最後にワックスを入れて 完成です。

ここまで仕上がったテーブル、実は各現場から帰ってきた大工さん達が、
頼んだ訳ではないのに、毎日帰る前に少しずつ少しずつ、みんなで削ってくれました。
(朝、会社に来るとちょっとだけ進んでいる、誰がやったか、聞かない、知らない、言わない。)
これっていいもの造ろうって思いがないと無関心で終わってしまう。
みんな気にしてくれてたんだ、ありがと。




テーブル9 

見えないところにも一工夫です。


テーブル10 

先日、その広い白いリビングに納品してきました。
2階へは階段を注意しながら旦那さんと、えっさ、ほっさ。「壁に注意してよ!」
どうですか?我ながら良くできましたよ、(私は口を出すだけですが・・・
お友達も喜んでくれました。でも無垢の1枚板、季節によっては狂いが生じる可能性がある。
本当の仕事はこれから、そういった環境に少しずつ合わせて調整していく。

(でも、無垢だからこれがいいんです。)

テーブル12 

ほ~ら、その後は早速これです。作ったわたし、一番最初にご相伴に預りました。
かんぱ~い!
楽しい居場所を作るお手伝いができました。そして一緒に楽しんじゃった。
や~、お刺身や料理もおいしかったよ~、二日酔いのakkuさんもまた呑んでるよ、
でもほんと、楽しい仕事が出来ました。

どうもありがとうございました。

わが社はこんな事もやってます、安くしますよ~。の巻でした。




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コメント

非公開コメント
        

No title
こんにちは~

素敵な一枚板のテーブルですね。
丁寧なお仕事ぶりがうかがえます。

やっぱり最初に乾杯でしたか (笑)

納品お疲れ様でした。
marumiさんへ
あれあれ偶然!いま私もmarumiさんのブログにお邪魔しておりました。お昼ご飯食べてなかったので、刺激的な写真で
お腹がすいてしましました。
はい、やっぱり最初に乾杯でした。(笑) 最高でした!
テーブルや仕事、お褒め頂いてうれしいです。結局おいしいお酒を呑むために頑張っているのでしょうか?
でも、それでいいんです。楽しいですから。v-10
早速のコメントどうもありがとうごいざます。
No title
cononさん
綺麗で豪華な一枚板のテーブル見事な細工ですね
素晴らしいです


コメント
有り難うございます
No title
素敵なお部屋になりましたね^^
木の良い香りが此方まで漂ってきそうです
あの、蝶々みたいな模様はひび割れ防止だったんですね
いつも、何のために色を変えているんだろうと思っていた疑問が解決しました^^
No title
素晴らしい杉の一枚板ですねぇ♪
こういうテーブルを置いてみたいものです。・・・ってその前に広い家にしなきゃなりませんね(爆)
生家は古い商家だったので、帳場のあがりかまちに、やはり素晴らしい大きな1枚板があったのですが、古くさい家が嫌だった父親が、安っぽくリフォームして捨ててしまいました。
一皮剥けばそれは素晴らしい板になったのに、猫に小判だったですね。(^^;
いつも素晴らしい仕事の記事、楽しませて頂いています♪
ryuji_s1 さんへ
杉板、結構良いものが見つかりました。お客様も喜んでいただいております。
作る側も結構楽しかったです。
どうもありがとうございました。
お返事が遅くなりすみません。
Hiroeさんへ
こんにちは、確かに作っているときは良い香りを感じており、お届けした時もお客様は良い香りと言っていました・・・
実は作っているときの香りで、もう慢性化してしまってそのあとは私たちは香りがしなくなってしまってました。
ヒノキを使う仕事をして帰ってきたりすると、奥さんはヒノキの仕事したでしょっていいますが、やはり慢性化してしまって
わからなくなってしまいます。今わは機械化が進んでしまっていてあまりこんな事も少なくなってしまいましたが、
私の父も(大工さんです。)昔は手仕事が多かったので、夕方家に帰ってくると木の匂いがしていたのを思い出しました。
お返事が遅くなり済みませんでした。
どうもありがとうございました。
duckbillさんへ
こんにちは、duckbullさんの家の古い1枚板もったいなかったですね、今でも建て替えてしまう家の床柱などは
削りなおして新しい家にどこかに使ったりします。魂が引き継がれるようで結構喜んで貰えます。
今回は、私的にも素状の良い板で素直な家具ができました。少しでも目が流れていると後々で必ず暴れてきてしまいます。とくに家具は精度と遊び(これから反ってくるだろうなっていう分の仕口の余裕)の両方が必要なので家を作るより
気を使いますね。
先日、材木屋でこれまたとっても良い板を見つけたので、他の人に買われると後々絶対後悔すると思って、思わず衝動買いをしてしまいました。まだ、使い道がないのでうちの工場で保管乾燥しています。
どんな家具になるか、楽しみです。
お返事がおそくなりすみませんでした。
どうもありがとうございました。
        
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